三分一(読み)さんぶいち

精選版 日本国語大辞典 「三分一」の意味・読み・例文・類語

さんぶ‐いち【三分一】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ある一つにまとまったものを三つに分けたうちの一つ。三分の一。さんぶんいち。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「三分一(さんブイチ)割前を貰ふ積りでかかった仕事」(出典歌舞伎浮世清玄廓夜桜(1884)大詰返し)
  3. さんぶいちぎんのう(三分一銀納)」の略。
    1. [初出の実例]「此里は交野の原の竃役 三分一とてとるこがね川」(出典:俳諧・独吟一日千句(1675)第二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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