舟塚山古墳・愛宕山古墳(読み)ふなつかやまこふん・あたごやまこふん

日本歴史地名大系 「舟塚山古墳・愛宕山古墳」の解説

舟塚山古墳・愛宕山古墳
ふなつかやまこふん・あたごやまこふん

[現在地名]石岡市北根本

舟塚山古墳(国指定史跡)標高約二〇メートルの台地西端、恋瀬こいせ川に面して存在し、その東方三〇〇メートルに愛宕山古墳(県指定史跡)がある。両者古来「出舟・入舟」といわれる。舟塚山古墳は三段築成の前方後円墳で、全長は一八二メートル。幅四〇メートル前後の周溝を備え、本県最大規模の古墳であるが、未発掘のため性格はつまびらかではない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android