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航空機の推進装置 こうくうきのすいしんそうちaircraft propulsion system

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

航空機の推進装置
こうくうきのすいしんそうち
aircraft propulsion system

航空機を推進させる動力装置で,二つの方式に分けられる。燃焼ガスのエネルギーをいったん出力軸の回転エネルギーとして取り出し,プロペラを用いてこれを推進エネルギーに変換する方式と,燃焼ガスを高速で噴射し,直接に推進エネルギーを得る方式である。低速の小型機用としてはレシプロエンジンとプロペラとの組み合わせ (300馬力程度まで) ,低速の中・大型機用としてはターボプロップ・エンジンヘリコプタにはターボシャフト・エンジン回転翼 (ロータ) との組み合わせ (5000馬力程度まで) ,高速機用としてターボジェット・エンジンおよびターボファン・エンジンが使われている。化学ロケットは極超音速,超高空飛行の実験機に使われ,また未来の極超音速輸送機にはラムジェット・エンジンが使われる可能性がある。なお,航空機の推進装置として不可欠の要件は,出力の割に小型軽量であること,燃料消費率が小さいこと,高高度高速での出力が大きいことなどがあげられる。

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