船名符字(読み)せんめいふじ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「船名符字」の意味・わかりやすい解説

船名符字
せんめいふじ

船舶法に定める信号符字の通称同法により船舶の登録を行う際に官庁で各船舶につける固有の符号である。しかし、総トン数が100トン未満の船には、とくに所有者からの請求がなければつけない。旗旒(きりゅう)信号や無線呼出し符号にとくに使われるが、アルファベット四字の組合せからなっており、日本船舶大部分はJで始まっている。

[茂在寅男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android