船津浦(読み)ふなつうら

日本歴史地名大系 「船津浦」の解説

船津浦
ふなつうら

[現在地名]長崎市西坂町にしざかまち大黒町だいこくまち八千代町やちよまち

長崎湊の湾奥部に臨み、長崎市中筑後ちくご町の北西にある。江戸時代は長崎村のうちで、船津郷などともみえる。対岸浦上うらかみふちの船津がある。文政一一年(一八二八)八月の大風で「長崎村船津浦」に杉板などが吹寄せたという(寄合町諸事書上控帳)。天保三年(一八三二)の御法度一件では長崎村庄屋・散使とともに船津浦乙名らが署名。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む