船艫(読み)センロ

精選版 日本国語大辞典 「船艫」の意味・読み・例文・類語

せん‐ろ【船艫】

  1. 〘 名詞 〙 船の後部。とも。船尾。
    1. [初出の実例]「今此船艫にて左右するは、思ふに是より縄索を通貫するならん」(出典:航米日録(1860)三)
    2. [その他の文献]〔南史‐安成康王秀伝〕

ふな‐ども【船艫】

  1. 〘 名詞 〙 船のとも。船尾。
    1. [初出の実例]「住吉の 吾が大御神 船のへに うしはきいまし 舶騰毛(ふなドモ)に み立たしまして」(出典万葉集(8C後)一九・四二四五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「船艫」の読み・字形・画数・意味

【船艫】せんろ

とも。

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