船越大島(読み)ふなこしおおしま

日本大百科全書(ニッポニカ) 「船越大島」の意味・わかりやすい解説

船越大島
ふなこしおおしま

岩手県中東部、下閉伊(しもへい)郡山田町(やまだまち)に属す無人島タブ大島ともいう。船越半島の南東海上にあり周囲約2キロメートル、北西部に密生する亜熱帯性植物タブノキは、自生北限地で県の天然記念物に指定されている。東部には千畳敷とよばれる花崗(かこう)岩の海食棚や江戸尻(えどじり)などの景勝地があり、三陸復興国立公園(旧、陸中海岸国立公園)域。磯釣(いそづ)りの適地

[金野靜一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android