無人島(読み)ムジントウ

デジタル大辞泉 「無人島」の意味・読み・例文・類語

むじん‐とう〔‐タウ〕【無人島】

人が住んでいない島。⇔有人島
[補説]作品名別項。→無人島
[類語]島嶼とうしょ諸島群島列島アイランド全島島影孤島離れ島離島浮き島島島

むじんとう【無人島】[作品名]

原題、〈イタリアL'isola disabitataハイドン作曲のイタリア語によるオペラ。全2幕。1779年にハンガリーエステルハージ宮殿初演台本はピエトロ=メタスタージオによる。大西洋の無人島を舞台とする作品。

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精選版 日本国語大辞典 「無人島」の意味・読み・例文・類語

むにん‐とう‥タウ【無人島】

  1. 〘 名詞 〙 人の住んでいない島。近世では、特に小笠原島をさしていうこともある。むじんとう。むにんじま。
    1. [初出の実例]「伊豆七島と同じ方位の無人島(ムニンタウ)は」(出典:歌舞伎・夢物語盧生容画(1886)序幕)

むじん‐とう‥タウ【無人島】

  1. 〘 名詞 〙 人の住んでいない島。むにんとう。
    1. [初出の実例]「セルカークはジュアン、ファーナンデズなる無人島(ムジンタウ)に独棲し」(出典:落葉(1889‐90)〈内田魯庵〉)

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