船頭物(読み)せんどうもの

世界大百科事典 第2版の解説

せんどうもの【船頭物】

歌舞伎舞踊の一系統。粋で威勢のいい船頭の風姿を舞踊化した作品群で,化政期(1804‐30)以後変化(へんげ)舞踊(変化物)のなかに多く現れた。著名なものには次のような曲がある。(1)《大津絵船頭》 清元本名題《歌へす歌へす余波大津絵(かえすがえすおなごりおおつえ)》。作詞勝井源八。作曲初世清元斎兵衛。振付藤間大助(2世勘十郎),4世西川扇蔵。1826年(文政9)9月江戸中村座初演。2世関三十郎の帰坂名残として初演された五変化物の一つ。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

終末時計

アメリカの科学雑誌『ブレティン・オブ・ジ・アトミックサイエンティスツ』が毎号表紙に掲げている「地球最後の日」までの時間を表示する時計。核戦争の危機を訴え,1947年に初めて登場。米ソ冷戦の終結を迎えて...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android