良器(読み)リョウキ

デジタル大辞泉 「良器」の意味・読み・例文・類語

りょう‐き〔リヤウ‐〕【良器】

よい器物。よいうつわ。
よい器量。すぐれた才能。また、その持ち主。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「良器」の意味・読み・例文・類語

りょう‐きリャウ‥【良器】

  1. 〘 名詞 〙
  2. よいうつわ。よい器物。
    1. [初出の実例]「人類は言語を自在にする一機関を持せり、此則ち智識を磨くべき良器なり」(出典:開化本論(1879)〈吉岡徳明〉下)
    2. [その他の文献]〔周礼‐天官・内府〕
  3. よい器量。すぐれた才能。また、その人。〔晉書‐張闓伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android