色を作す(読み)イロヲナス

デジタル大辞泉 「色を作す」の意味・読み・例文・類語

いろ・す

怒って顔色を変える。「―・して抗議する」
[類語]気色ばむ気が立つ満面朱をそそぐ口を尖らす

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「色を作す」の意味・読み・例文・類語

いろ【色】 を 作(な)

  1. 顔色を変えて怒る。
    1. [初出の実例]「予作色曰、彼卿求媚於皇后、故有此言」(出典台記‐天養二年(1145)正月五日)
    2. 「只他(ひと)の吾を吾と思はぬ時に於て怫然(ふつぜん)として色を作す」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉九)
    3. [その他の文献]〔戦国策‐斉策〕

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