色出村(読み)しきでむら

日本歴史地名大系 「色出村」の解説

色出村
しきでむら

[現在地名]植木町色出

大清水おおそうず村の東、豊前街道で境し、東は伊智坊いちぼう村・慈恩寺じおんじ村、北は大塚おおつか村に接する台地上の村。天文二二年(一五五三)閏一月二三日に随鴎軒憩宅が津野田将監に預けおいた地に「山本郡之内敷手三町」がある(「随鴎軒憩宅知行預ケ状」津野田文書)。慶長九年(一六〇四)九月の検地帳では田一一町五反一畝余・畠三二町五反二畝余、分米三〇六石四斗余。近世は正院手永に属し、宝暦一〇年(一七六〇)の下ケ名寄帳では惣畝数四四町三反九畝余、うち新地・諸開畑が四町七反余である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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