色容(読み)しょくよう

精選版 日本国語大辞典 「色容」の意味・読み・例文・類語

しょく‐よう【色容】

〘名〙
性格傾向などのようす。いろあい。しきよう。
真善美日本人(1891)〈三宅雪嶺〉国民論派〈陸羯南〉「一旦之を日本に移植する上は必ず之に特別の色容を附し、日本国民と此の制度との密着を図らざるべからず」
② (━する) 顔の様子。顔つきと容貌。また、顔つきや容貌を正すこと。しきよう。
三国伝記(1407‐46頃か)四「形体卑賤にして衣なく、色容憔悴にして覆なし」 〔礼記玉藻

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「色容」の読み・字形・画数・意味

【色容】しよくよう

ようす。

字通「色」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android