すべて 

色消しプリズム(読み)いろけしプリズム(その他表記)achromatic prism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「色消しプリズム」の意味・わかりやすい解説

色消しプリズム
いろけしプリズム
achromatic prism

1種類の材質でつくられたプリズムを光が通ると,光線は屈折されて入射方向からある角度だけずれた方向に進むと同時に,波長の違いによってふれの角度が異なるので色の分散が起る。材質の違う2つのプリズムを適当な頂角で組合せると,波長による屈折角の違いを打消すことができ,色の分散は起らないようにすることができる。このような組合せプリズムを色消しプリズムという。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

すべて 

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む