色草子・色草紙(読み)いろぞうし

精選版 日本国語大辞典 「色草子・色草紙」の意味・読み・例文・類語

いろ‐ぞうし ‥ザウシ【色草子・色草紙】

〘名〙 色事題材とした浮世草子の類。好色本
※浮世草子・御前義経記(1700)一「好色本世々にひろく、難波津にては西鶴一代男より書染、去年清月の比、新色五巻書迄の色草紙(イロサウシ)指をるにいとまなし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android