色草子(読み)いろぞうし

精選版 日本国語大辞典 「色草子」の意味・読み・例文・類語

いろ‐ぞうし‥ザウシ【色草子・色草紙】

  1. 〘 名詞 〙 色事題材とした浮世草子の類。好色本
    1. [初出の実例]「好色本世々にひろく、難波津にては西鶴一代男より書染、去年清月の比、新色五巻書迄の色草紙(イロサウシ)指をるにいとまなし」(出典:浮世草子・御前義経記(1700)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む