色部氏年中行事(読み)いろべしねんちゅうぎょうじ

改訂新版 世界大百科事典 「色部氏年中行事」の意味・わかりやすい解説

色部氏年中行事 (いろべしねんちゅうぎょうじ)

戦国末期の越後岩船郡小泉荘の在地領主色部氏の家礼,家産を記したもの。成立は天正末年(1590ころ)か。全1冊。内容は新年の家中年賀などの儀式の記録,年末における正月行事の準備と貢納覚え領内寺社領から上がる簾の覚え,台所取次の諸役,買物の控え,所領粟島からの年貢,年賀の引出物の覚え,からなる。《新潟県史資料編4》所収
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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