艷文(読み)つやぶみ

精選版 日本国語大辞典 「艷文」の意味・読み・例文・類語

つや‐ぶみ【艷文】

  1. 〘 名詞 〙 恋い慕う気持を書き送る手紙恋文艷書
    1. [初出の実例]「庭作りが莚の上に脱おきし半纏の袖口に彼艷書(ツヤブミ)を押込みて」(出典:高橋阿伝夜刃譚(1879)〈仮名垣魯文〉六)

えん‐ぶん【艷文】

  1. 〘 名詞 〙えんしょ(艷書)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android