精選版 日本国語大辞典 「芋助」の意味・読み・例文・類語 いも‐すけ【芋助】 〘 名詞 〙① 田舎者、百姓男などをばかにしていう語。いも。[初出の実例]「しった男はよりつかず、大かたは西の宮尼崎の海老じゃこ船頭、木津難波の芋助か」(出典:浮世草子・御入部伽羅女(1710)五)② 無知な人をののしっていう語。また、無器用な人、野暮な人をののしっていう語。いも。[初出の実例]「堅意地なる親仁ゆゑ一向芋助(イモスケ)でためたがれば息子は夫を夢助で遣ひたく思ふて居るうち」(出典:黄表紙・寿御夢相妙薬(1784)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例