芝野遺跡(読み)しばのいせき

日本歴史地名大系 「芝野遺跡」の解説

芝野遺跡
しばのいせき

[現在地名]木更津市下望陀 芝野

小櫃おびつ川北岸の自然堤防上に立地し、南側を小櫃川、北側を埋没小河道による低地帯によって画されている。その下流約三キロには菅生すごう遺跡が所在する。弥生時代後期の水田跡を中心とする遺跡であり、県下では本格的な水田跡調査の端緒となった。調査は東関東自動車道の建設に伴い、平成元年度から同三年度にかけて実施された。水田跡は洪水層と考えられる灰白色シルト層によって被覆され、自然堤防平坦部縁辺から後背低湿地にかけて検出された。水田区画は、大中小三種の畦畔からなり、まず地形傾斜に直交する大畦畔によって全体を画し、その内部を中畦畔、小畦畔によって区画する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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