花の丸御殿跡(読み)はなのまるごてんあと

日本歴史地名大系 「花の丸御殿跡」の解説

花の丸御殿跡
はなのまるごてんあと

長野市松代町殿町

松代城の南西隣三の丸内にあった。明和四年(一七六七)六代藩主真田幸弘によって造営。これまで藩主居宅及び藩庁は本丸内にあったが、狭く不便であり、しばしば千曲川の水害を受けたところから、藩主の庭園地であった花の丸に造営、藩主の居宅と藩庁とした。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android