花の唇(読み)はなのくちびる

精選版 日本国語大辞典 「花の唇」の意味・読み・例文・類語

はな【花】 の 唇(くちびる)

  1. 花弁をいう。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「花の笑 花の顔〈略〉花のくちびる みな花の上をいふなり」(出典:俳諧・増山の井(1663)三月)
  2. 美人のくちびるをいう。紅唇
    1. [初出の実例]「花の口びるより物いふかとあやまたる程の艷女」(出典:浮世草子・武家義理物語(1688)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android