花屋の柳(読み)はなやのやなぎ

精選版 日本国語大辞典 「花屋の柳」の意味・読み・例文・類語

はなや【花屋】 の 柳(やなぎ)

  1. 江戸時代風習で、花屋看板として店先に植えた柳。
    1. [初出の実例]「春来ぬと花屋の柳うち靡き梅のはつ荷もひもを解けり」(出典:狂歌・滄洲楼家集(1830頃か)春)
  2. 建物入り口などになすことなくぼんやり立っていること。また、その人。
    1. [初出の実例]「マアきさっし、入口に立って居ずと、花やの柳じゃアあんめへし」(出典:洒落本・商内神(1802))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む