花暖簾(読み)ハナノレン

デジタル大辞泉 「花暖簾」の意味・読み・例文・類語

はな‐のれん【花×簾】

鮮やかな色を取り合わせて花模様をおぼろ染めにしたのれん。
[補説]書名別項。→花のれん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「花暖簾」の意味・読み・例文・類語

はな‐のれん【花暖簾】

  1. 〘 名詞 〙 あざやかな色を取り合わせて花模様を朧(おぼろ)染めにした暖簾芝居茶屋引手茶屋などに多く見られる。
    1. [初出の実例]「下手に九足の角力茶屋、〈略〉軒提灯、花暖簾(ハナノレン)、前に角力の板番附」(出典:歌舞伎・極附幡随長兵衛(1881)序幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android