芳川神社(読み)よしかわじんじや

日本歴史地名大系 「芳川神社」の解説

芳川神社
よしかわじんじや

[現在地名]吉川町平沼

江戸時代は平沼ひらぬま村の鎮守で、諏訪社とみえる。主祭神は建御名方命。旧村社。社記によると、文治三年(一一八七)在地の吉川氏により地主神を氏神諏訪神社として再興したと伝える。別当は京都智積ちしやく院直末延命えんめい寺の門徒である智光ちこう院。享保二〇年(一七三五)京都吉田家から正一位諏訪大明神の宗源宣旨(社蔵文書)を受ける。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android