芳賀高貞(読み)はが たかさだ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「芳賀高貞」の解説

芳賀高貞 はが-たかさだ

?-? 南北朝時代の武将
宇都宮貞綱の子。芳賀禅可(ぜんか)の養子。甥(おい)の宇都宮氏綱を補佐。観応(かんのう)の擾乱(じょうらん)では足利尊氏方に属して活躍し上野(こうずけ),越後(えちご)の守護代となる。貞治(じょうじ)2=正平(しょうへい)18年(1363)足利基氏が氏綱の越後守護職をうばって上杉憲顕(のりあき)にあたえた処置にいかり挙兵するが,基氏に敗れた。初名は公貞,綱世。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android