デジタル大辞泉 「補佐」の意味・読み・例文・類語 ほ‐さ【補佐/×輔佐】 [名](スル)人をたすけて、その務めを果たさせること。また、その役にある人。「課長を―する」「大統領―官」[類語]助ける・助すける・手伝う・手助け・助力・幇助ほうじょ・助勢・加勢・助太刀すけだち・力添え・協力・援助・応援・支援・後押し・守もり立てる・バックアップ・フォロー・力を貸す・手を貸す・肩を貸す・補助・犬馬の労・一肌脱ぐ・片肌脱ぐ・肩を持つ・与する 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「補佐」の意味・読み・例文・類語 ほ‐さ【補佐・輔佐】 〘 名詞 〙① ( ━する ) たすけおぎなうこと。付き添って力を添えること。また、その役やその人。→ふさ(輔佐)。[初出の実例]「夫輔佐非レ一。司存区分。官頒二其用一。務適二其才一」(出典:本朝文粋(1060頃)一二・詰眼文〈三善清行〉)「利勇今偽王子を輔佐(ホサ)して南風原の城に籠るとも」(出典:読本・椿説弓張月(1807‐11)続)[その他の文献]〔春秋左伝‐昭公一三年〕② 江戸幕府で、将軍が幼少のときなどに臨時に設けて、将軍を助けて政治に当たった職。また、その人。徳望のある親藩の大名がこれに任ぜられ、老中よりも上位。[初出の実例]「天明八年三月四日、登城之上於二御坐之間一、御直に御輔佐之儀蒙レ仰候」(出典:楽翁侯一代略譜(古事類苑・官位五三)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例