芳顔(読み)ホウガン

デジタル大辞泉 「芳顔」の意味・読み・例文・類語

ほう‐がん〔ハウ‐〕【芳顔】

美しい顔。また、他人を敬って、その顔をいう語。尊顔。「芳顔を拝する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「芳顔」の意味・読み・例文・類語

ほう‐がんハウ‥【芳顔】

  1. 〘 名詞 〙 美しい顔。また、他人を敬ってその顔をいう語。
    1. [初出の実例]「可蝉冕侍。其次参亭子芳顔也」(出典明衡往来(11C中か)下本)
    2. 「昔日の芳顔も今いずくぞという次第である」(出典:第4ブラリひょうたん(1954)〈高田保〉不忍池復活論)
    3. [その他の文献]〔陶潜‐諸人共遊周家墓柏下詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「芳顔」の読み・字形・画数・意味

【芳顔】ほうがん

尊顔。

字通「芳」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android