芽切り(読み)めきり

盆栽用語集 「芽切り」の解説

芽切り

黒松を作る上で最も大切な作業で、芽力の平均化・枝数を増やす・葉の長さを揃える……この三つの大きな目的を達成するため行なわれる。別名短葉法」とも呼ばれる。「芽切り」は、春に出た芽を6月頃に一度切り取り、それから出た二番芽を育てる技術である。様々なケース・目的があり、時期微調整をはじめ、二度・三度に分けるケースや部分芽切りを行なう場合などいろいろな応用がある。基本的には強い部分は強く抑制し、弱い部分を助けてやるという精神。その後吹いた二番芽の中から使える芽を選び、不要な芽を間引いてやる作業が「芽かき」である。(=【短葉法】)
23

出典 (株)近代出版盆栽用語集について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android