苅谷原宿(読み)かりやはらじゆく

日本歴史地名大系 「苅谷原宿」の解説

苅谷原宿
かりやはらじゆく

[現在地名]四賀村錦部 刈谷原

借屋原・苅屋原とも記す。苅谷原村に置かれた北国西脇往還(善光寺道)の宿。岡田おかだ宿と会田あいだ宿の間にある。

この地は「延喜式」記載の官道の通過地で、中世に宿場施設のあったことは借屋原の地名によっても知られる。慶長五年(一六〇〇)松本藩小笠原秀政が出した「苅谷原町伝馬役定之事」によると、問屋一、肝煎一、参使一、(空)屋敷六、無役九、半役五、本役五とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む