苛細(読み)かさい

精選版 日本国語大辞典 「苛細」の意味・読み・例文・類語

か‐さい【苛細】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 細部にわたってきびしいこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「苛細にまとわりてむつかしいぞ」(出典:史記抄(1477)二〇)
    2. [その他の文献]〔漢書‐欒布伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「苛細」の読み・字形・画数・意味

【苛細】かさい

こまごまと煩わしい。〔後漢書、宣秉伝〕司隷尉にる。務めて大綱を擧げ、苛細を略にす。百僚(ひやくれう)之れをふ。

字通「苛」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android