若夫(読み)もしそれ

精選版 日本国語大辞典 「若夫」の意味・読み・例文・類語

もし【若】 夫(それ)

  1. ① 文章の冒頭にあって、事柄を説き起こしたり、改めて述べたりすることを示す。漢文の訓読や訓読体の文章に用いる。そもそも。さて。
    1. [初出の実例]「若夫詘レ中扶レ一、天度之起可レ知」(出典:菅家文草(900頃)一・八月十五夜厳閤尚書授後漢書畢)
  2. ② 「もし」を強めたいい方。
    1. [初出の実例]「若し其(そレ)是ならば、必ず其の長たる所をば然(ゆる)す須し、如(モシ)其(そレ)非ならば、理、其の短たる所を指す合し」(出典:大慈恩寺三蔵法師伝院政期点(1080‐1110頃)八)

もし‐それ【若夫】

  1. ⇒もし(若)夫

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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