苦抜(読み)くぬけ

精選版 日本国語大辞典 「苦抜」の意味・読み・例文・類語

く‐ぬけ【苦抜】

  1. 〘 名詞 〙 苦労がなくなること。心配がなくなること。
    1. [初出の実例]「そりゃモウ、金子(きんす)さへあなたへ戻りますれば、私(わた)しも苦抜(クヌ)けを致し」(出典歌舞伎彩入御伽草おつま八郎兵衛)(1808)序幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む