苦衷(読み)クチュウ

精選版 日本国語大辞典 「苦衷」の意味・読み・例文・類語

く‐ちゅう【苦衷】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「衷」は心や物事真中の意 ) 苦しい心のうち。苦しい胸の中。
    1. [初出の実例]「伏て卓越罪を犯し敢て苦衷(クちゅう)を吐露し」(出典:新聞雑誌‐二四号・明治四年(1871)一二月)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「苦衷」の読み・字形・画数・意味

【苦衷】くちゆう

切なさ。

字通「苦」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android