苫前鉱(読み)とままえこう

最新 地学事典 「苫前鉱」の解説

とままえこう
苫前鉱

tomamaeite

化学組成Cu3Ptの鉱物。立方晶系,空間群,格子定数a0.3683nm,単位格子中1分子含む。金属鉱物,反射顕微鏡下で淡黄灰色,不定形粒状,比重12.4。砂白金粒に伴われるトゥラミーン鉱などに最大20µmの不定形粒として産出。Cu3Au型構造。オフィオライト由来の(砂)白金鉱床にはしばしば伴われる鉱物として存在は以前から知られており,蛇紋岩化に伴う変質作用を受け生じる。北海道苫前町の砂白金鉱床から見いだされた個体が新種に承認され,産地にちなんで命名。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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