デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「茂蘭」の解説 茂蘭 もらん 1713-1779 江戸時代中期の僧,俳人。正徳(しょうとく)3年生まれ。下総(しもうさ)岩部村(千葉県)の日蓮宗大乗寺住職。俳諧(はいかい)は宗瑞門下で,「啄木鳥(きつつき)や己が谺(こだま)にふり返り」の作から「啄木鳥の茂蘭」とよばれた。追善集に「きくの笠」。安永8年9月8日死去。67歳。江戸出身。法名は日従。別号に麻衣(あさぎ)山人。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例