デジタル大辞泉 「茅生」の意味・読み・例文・類語 ち‐ふ【×茅▽生】 一面にチガヤの生えている所。茅原ちはら。「浅茅原あさぢはら―に足踏み心ぐみ我あが思ふ児らが家のあたり見つ」〈万・三〇五七〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「茅生」の意味・読み・例文・類語 ち‐ふ【茅生】 〘 名詞 〙 一面に茅(ちがや)のはえたところ。茅原(ちはら)。[初出の実例]「浅茅原茅生(ちふ)に足踏み心ぐみ吾が思ふ子らが家のあたり見つ」(出典:万葉集(8C後)一二・三〇五七) かや‐ふ【茅生・萱生】 〘 名詞 〙 茅の生えている土地。[初出の実例]「道芝やまじるかやふのおのれのみうち吹く風に乱れてぞふる」(出典:拾遺愚草(1216‐33頃)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例