茱萸木新田(読み)くみのきしんでん

日本歴史地名大系 「茱萸木新田」の解説

茱萸木新田
くみのきしんでん

[現在地名]狭山町茱萸木・大野台おおのだい一丁目

今熊いまくま村の南、半田はんだ村の西にあり、ほぼ平坦地。北西から南東に延びる細長い村で、西高野街道が縦断する。元和九年(一六二三)大坂の渡辺新右衛門家次(号は善良)が茱萸木の平とよばれる芝地の開発を計画、寛永一八年(一六四一)錦部にしごり鬼住おにずみ(現河内長野市)の上田喜太夫らが開発したという。この地方の新田では開発も早く規模も大きい。「河内志」に「胡頽子茱萸木村多産、因名村云」とあり、日本では胡頽子すなわちなわしろぐみと茱萸が同訓であることから生じた村名とする。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

日本の年中行事。年末に天井や壁にたまった煤を取除き大掃除をすること。近年は正月休みに入る 12月 29日とか 30日が多いが,伝統的には 12月 13日に行なった。この日は正月を迎えるための準備を開始...

煤払いの用語解説を読む