狭山町(読み)さやまちよう

日本歴史地名大系 「狭山町」の解説

狭山町
さやまちよう

面積:一二・〇五平方キロ

東の羽曳野はびきの丘陵と西の狭山丘陵に挟まれた低丘陵地帯に位置し、東は富田林とんだばやし市、西は堺市、南は河内長野市、北は美原みはら町に接する。町の中央北寄りに狭山池があり、北流してきた西除にしよけ川と三津屋みつや川が流入する。西除川は同池北西岸から流出して蛇行しながら北流し、北東岸からは東除川が流出する。中央部をほぼ南北に国道三一〇号が走り、東部を南海電鉄高野線が通る。近世丹南郡に属した。明治二二年(一八八九)の町村制施行により狭山村・三都さんと村が成立、同二九年丹南郡が南河内郡になった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android