茶屋村(読み)いばらちややむら

日本歴史地名大系 「茶屋村」の解説

茶屋村
いばらちややむら

[現在地名]永源寺町茨川いばらかわ

きみはた村の東、鈴鹿山脈藤原ふじわら岳の南西方の伊勢国境近くにある。愛知えち川本流茶屋川最上流部に位置し、東方は治田はつた(君ヶ畑越)を経て伊勢国へ、西方ノタノ坂を越え御池おいけ川沿いに下ると君ヶ畑村へ出る。茨川茶屋村ともいわれる。君ヶ畑村の枝郷で郷帳類には記載がないが、彦根藩からは一村として扱われたとみられる。元禄八年大洞弁天寄進帳では人数四一(男一八・女二三)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android