茶座敷(読み)チャザシキ

精選版 日本国語大辞典 「茶座敷」の意味・読み・例文・類語

ちゃ‐ざしき【茶座敷】

  1. 〘 名詞 〙 茶をたてる設備のある座敷。茶の湯の会を催すための座敷。また、その建物。茶室。茶席
    1. [初出の実例]「末は茶(チャ)座敷の別壮を建て捨金(すてきん)と言物を出して」(出典洒落本・一騎夜行(1780)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の茶座敷の言及

【茶道】より

…いわゆる〈市中の山居〉である。当時はまだ茶室という言葉はなく茶座敷とか囲いとか呼ばれていた茶の建物は,草庵のスタイルをとりつつ,書院の室礼をやつしたものであった。たとえば書院では貼付床という水墨画などを壁面に貼り付けた床の間を原則としていたが,村田珠光は絵を描いた壁紙のかわりに,ただの白紙を壁として書院の形式をくずした。…

※「茶座敷」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む