草分き(読み)クサワキ

デジタル大辞泉 「草分き」の意味・読み・例文・類語

くさ‐わき【草分き/草脇】

《草を押し分けて行くところから》獣類胸先。くさわけ。
「敵かからば、馬の―、太腹突いてははね落とさせ」〈太平記・三七〉

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精選版 日本国語大辞典 「草分き」の意味・読み・例文・類語

くさ‐わき【草脇・草分】

  1. 〘 名詞 〙 ( 胸の前で草を押し分けて行くところから ) 獣類、特に馬、鹿の類の胸先(むなさき)。くさわけ。
    1. [初出の実例]「左右の深田に打入れて、馬のくさわき、むながいづくし、太腹なんどに立つ所を事ともせず」(出典:平家物語(13C前)八)

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