草分き(読み)クサワキ

デジタル大辞泉 「草分き」の意味・読み・例文・類語

くさ‐わき【草分き/草脇】

《草を押し分けて行くところから》獣類胸先。くさわけ。
「敵かからば、馬の―、太腹突いてははね落とさせ」〈太平記・三七〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「草分き」の意味・読み・例文・類語

くさ‐わき【草脇・草分】

  1. 〘 名詞 〙 ( 胸の前で草を押し分けて行くところから ) 獣類、特に馬、鹿の類の胸先(むなさき)。くさわけ。
    1. [初出の実例]「左右の深田に打入れて、馬のくさわき、むながいづくし、太腹なんどに立つ所を事ともせず」(出典:平家物語(13C前)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

パソコンやサーバーに侵入して機密文書や顧客情報のデータを暗号化して使えない状態にし、復元と引き換えに金銭を要求するコンピューターウイルス。英語で身代金を意味する「ランサム」と「ソフトウエア」から名付...

ランサムウエアの用語解説を読む