草刈六ノ台遺跡(読み)くさかりろくのだいいせき

日本歴史地名大系 「草刈六ノ台遺跡」の解説

草刈六ノ台遺跡
くさかりろくのだいいせき

[現在地名]市原市草刈 六ノ台

村田むらた川中流域の台地上にある。昭和五五年(一九八〇)から同五七年の発掘調査で旧石器時代から中世にわたる複合遺跡であることが明らかとなった。旧石器時代では第二黒色帯およびその直下(立川ロームIX層・X層)主体とする約四〇ヵ所の石器集中地点が検出され、ナイフ形石器・石刃・石斧・台形様石器・有溝砥石が出土

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android