草壁村(読み)くさかべむら

日本歴史地名大系 「草壁村」の解説

草壁村
くさかべむら

[現在地名]綾部市睦寄むつより町 草壁

上林かんばやし川上流域左岸の支谷草壁川の両岸に位置する。東北は有安ありやす村、西北鳥垣とりがき村、南方峡谷をさかのぼると大岩おいわ古屋こやとよぶ枝村がある。「丹波負笈録」によれば、本村四〇軒、枝村三〇軒とある。古屋からほら峠を経て桑田郡洞村(現北桑田郡美山町)へ至る。丹後田辺たなべ(現舞鶴市)や上林谷東部から京都への街道の一要地であった。

元禄一三年(一七〇〇)の知行所村高付帳は村名を「草賀部村」とする。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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