草崎村(読み)くささきむら

日本歴史地名大系 「草崎村」の解説

草崎村
くささきむら

[現在地名]磐田市草崎

前野まえの村の南、ぼうそう川西岸にある。西は平間ひらま(現竜洋町)豊田とよだ郡に属する。嘉応三年(一一七一)二月日の池田庄立券状写(松尾大社文書)池田いけだ庄の郷名として「草前郷」がみえる。草前郷は田七町六段二丈(見作四町三段一丈半・年荒七段三丈半・田代二町五段二丈)・畠一五町五段二丈・在家三宇から構成され、壱里の一―二四坪にあった。

正保郷帳に草崎村とみえ高五一五石余、幕府領。うち田方三〇六石余・畑方二〇八石余、水損、新田ありと注記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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