草茅(読み)そうぼう

精選版 日本国語大辞典 「草茅」の意味・読み・例文・類語

そう‐ぼうサウバウ【草茅】

  1. 〘 名詞 〙(くさ)と、茅(ちがや)。転じて、草深い田舎。田野
    1. [初出の実例]「同声沙石浪、仮蔭草茅亭」(出典:菅家文草(900頃)二・小松)
    2. [その他の文献]〔戦国策‐趙策・孝成王〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「草茅」の読み・字形・画数・意味

【草茅】そうぼう(さうばう)

いなか。在野。宋・李〔袁州学記〕俗の厚き、靈・獻(後漢末の王)に(およ)び、言(正言)する、首を折らるるもいず、功烈を震はすも、命を聞きて兵を釋(と)く。

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