草鴫(読み)くさしぎ

精選版 日本国語大辞典 「草鴫」の意味・読み・例文・類語

くさ‐しぎ【草鴫・草鷸】

  1. 〘 名詞 〙 シギ科の鳥。全長約二五センチメートル。あしくちばしは長い。体の上面は暗褐色で、下面は白色。背に白色の小斑点が散在する。尾羽白地に黒の横帯がある。ユーラシア大陸の北部で繁殖し、日本には多く旅鳥として春と秋の二回、各地に立ち寄る。あまり群をつくらず、水田川原などにすみ、小動物を主食とする。《 季語・秋 》 〔和漢三才図会(1712)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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