荒井恒雄(読み)アライ ツネオ

20世紀日本人名事典 「荒井恒雄」の解説

荒井 恒雄
アライ ツネオ

大正・昭和期の医師 東京医科大学教授



生年
明治16(1883)年

没年
昭和46(1971)年3月5日

出生地
東京

学歴〔年〕
東京帝大医科大学〔明治41年〕卒

学位〔年〕
医学博士〔大正9年〕

経歴
三井慈善病院内科に勤め、ドイツスイス留学。大正5年順天堂医院内科部長、9年「ビュルギ氏火焰心臓計を用いて実験せる諸種薬剤の健康心臓に及ぼす影響」で医学博士。12年関東大震災で病院が焼け、浅草橋千葉病院に勤め、東京医学専門学校(後の東京医大)教授を20年間務めた。戦災福島疎開、昭和43年まで福島の竹田総合病院内科顧問を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「荒井恒雄」の解説

荒井恒雄 あらい-つねお

1883-1971 大正-昭和時代の内科学者。
明治16年4月1日生まれ。スイスに留学後,大正5年順天堂医院内科部長となる。関東大震災で病院焼失後は浅草橋千葉病院に勤務し,のち東京医専(現東京医大)教授を兼任した。昭和46年3月5日死去。87歳。東京出身。東京帝大卒。旧姓は奥平。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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