荒小田(読み)アラオダ

デジタル大辞泉 「荒小田」の意味・読み・例文・類語

あら‐おだ〔‐をだ〕【荒小田】

荒れた田。一説に、新しく切り開いた田。
「―に細谷ほそたに川をまかすればひく注連縄しめなはにもりつつぞゆく」〈金葉・春〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「荒小田」の意味・読み・例文・類語

あら‐おだ‥をだ【荒小田・新小田】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「小」は接頭語 ) 荒れたまま、まだ手を入れていない田。一説に新たに開いた田。あらた。あらきだ。
    1. [初出の実例]「あらを田をあらすきかへしかへしても人の心を見てこそやまめ〈よみ人しらず〉」(出典:古今和歌集(905‐914)恋五・八一七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む