荒布橋(読み)あらめばし

日本歴史地名大系 「荒布橋」の解説

荒布橋
あらめばし

本船ほんふな町から東の小舟こぶな町の間の西堀留にしほりどめ(伊勢町堀)に架された橋。魚河岸方面から照降てりふり町へと渡る。「江戸鹿子」は六助橋として一名は「あらめ橋」と記す。「御府内備考」は「海帯橋」と記している。江戸時代前期からの橋であるが、承応江戸絵図、明暦三年(一六五七)新添江戸之図では橋名が「志あん橋」もしくは「志あんはし」となっており、寛文新板江戸絵図に至って「あらめはし」、延宝江戸方角安見図ではまた「しあんはし」とあり、元禄二年(一六八九)の江戸図鑑綱目以降「あらめはし」に定着している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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